院長ブログ

2011.12.27更新

年末年始の休業についてですが、
今年は、12月29日(木)は通常通り、午前中の9:00~12:00のみの診療を行いまして、
30日(金)~1月4日(水)まで休業させて頂きます。
1月5日~は通常通り診療致しますので、来年もよろしくお願い致します。


愛知県名古屋市千種区にある内科で食事療法による高血圧や糖尿病治療ならむらもとクリニックへ



投稿者: むらもとクリニック

2011.12.26更新

世の中はすっかりクリスマスです。皆様にとって、とても楽しいひとときです。
名古屋の当院付近では、遅まきながらインフルエンザ患者さんがちらほらみられます。
本格的インフルエンザシーズンをひかえて、予防にお気をつけ下さい。

さて今回は、この季節における、ローカーボ食の意義について述べます。

ローカーボ食を適用すべきなのは
①糖尿病、②脂質異常症、とくに高トリグリセライド血症と低HDL-コレステロール血症
③単純な肥満(減量希望)
の3つですが、これらの患者さんに、ほぼ共通してみられる性格があります。
それは「過食」とも言えますが、正確には「糖質依存」、別名は「炭水化物中毒」ともいいます。
甘いお菓子やソフトドリンクが好きな人、というだけでなく、米・麺類・芋類が大好きな方を含みます。

糖質依存から①②③をすべてみたしてしまったとすればそれは、
とりもなおさずメタボリックシンドロームです。
メタボリックシンドロームについて、2011年10月のブログでは「食べ過ぎ、運動不足症候群」と
書きましたが、その根底に実は「糖質依存」があり、あまり空腹でないのに食べてしまうとか、
黙々と食べ続ける、といった現象があります。

とくに「日本人は米が主食」なんて言葉があることや、
健康のためには脂質を控えたほうがいい、といった間違った指導を受けた経験のある患者さんは、
昼や夜に白米をどんぶり2杯、といった方もあるくらいです。
結果として①②③のすべて、あるいはいくつかをきたしてしまうのは、必然の結果です。

と、ここまで書きましたが、1回分ではうまく書ききれませんでした。
本当は、どんな人にローカーボ食が適するのか、までを含めて
書きたかったのですが、また次回に続きを述べます。

なぜ今、この話題なのかといいますと、お正月といえば、お餅とみかんがおいしい時では
ないでしょうか。こたつで正月番組をみながら・・・
その結果、1月に血液検査をすると、血糖値や中性脂肪値、
コレステロール値が見事に悪化する患者さんが、毎年多くみられます。

このブログを読んで下さった皆様には、そうなって欲しくない、という気持ちを込めた訳です。
それでは皆様、よいお正月を迎えてください。



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投稿者: むらもとクリニック

2011.12.05更新

確実に冷えるようになってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は感染症の話です。
先月のことですが、天皇陛下が11月4日から発熱、11月6日には咳もあって入院されました。
いったん改善したかと思うと、11月11日に再度発熱と咳が出現し、
結局、マイコプラズマによる気管支肺炎と診断され、24日に退院されました。

このマイコプラズマというやつは、強い咳をきたす代表的な病原体です。
潜伏期が2~3週と、比較的長く、発熱や倦怠感で始まり、3~5日後に咳が始まり、
咳は次第に強くなってきます。痰がほとんどでない咳です。
今年は多数発生しているので要注意と、かなりよく報道されていました。
マイコプラズマがやっかいなのは、何度でも感染してしまう可能性があることです。

もう一つ、強い咳をきたす感染症といえば、百日咳です。
これは1~2週の潜伏期の後、鼻水やのどの痛み、軽い咳といったかぜ症状が2週間ほど続き、
この後に強い咳が出る痙咳期(けいがいき)に入り、これが2~3週間続きます。

この2つの病気は、日常の中によくある病気です。
普通の風邪に比べて、いずれも夜間に悪化する咳が特徴です。
とくに小児におこった百日咳の咳は、いわゆる咳き込みのあとの咳あげや、
強い咳のあと、息を吸い込む時に笛のような特徴的な音がする性質があります。
生後6か月前後に3回、1歳半ころに1回の、三種混合ワクチン(DPTワクチン)を
接種するのですが、接種してあっても通常10歳以降は抗体価が下がり、感染してしまいます。
ワクチンの接種し忘れの場合は悪化するので危険です。

マイコプラズマ肺炎と百日咳を確定診断するには、
血液検査で抗体価を測定することが多いです。
夜間に悪化する咳が2週間以上続いている患者さんから
血液検査をさせていただくと、結構な頻度でいずれかが発見されます。
抗体価がはっきり上昇していれば、1回の採血検査で診断できますが、
2回の採血を必要とする場合もあります。

今回の天皇陛下の場合、胸部レントゲンで淡い影があったようで、
このため「マイコプラズマによる気管支肺炎の可能性が高い」、と発表されました。
つまり採血検査はしなかったようです。

実際の診断において難しいのは、成人の百日咳は咳が弱い場合もあったり、
マイコプラズマ感染症は、とくに5歳未満の小児では一般風邪症状だけで
治ってしまったりすることで、すべてを見つけることは難しいと思います。
また強い咳や発熱をきたす病気として、クラミジア肺炎、インフルエンザ、
RSウイルス感染症などもあげられることで、これらとの鑑別診断も必要です。

複雑な話になってしまいましたが、いずれの病気にしても、結局は一般的な予防対策をして、
それでもかかってしまったらなるべく早く受診していただくことだけです。
師走に入り、気忙しいと思いますが、皆様、ご自愛ください。



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投稿者: むらもとクリニック

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