院長ブログ

2012.04.15更新

今年はまだ桜が咲いています。遅い春ですね。
昨日用事で新幹線に乗り、久しぶりに駅弁を食べました。
そこで思ったことがあります。

私が弁当を選ぶときは、たいがい幕の内系になるのですが、
昨日選んだ弁当は、おかずがいっぱいあり、その代わり、
びっくりするほど白米が少なかったのです。
おかずの中には芋類やタケノコを含めて野菜も多くありましたから、
炭水化物の量としてはまあまああるのでしょう。
しかし、さまざまな食材を食べることによって、糖質の吸収の速度は
確実に遅くなるはずです。結果として、低インスリンで済む食事、
ということになります。本来、食事はこうあるべきなのです。

野菜を先に食べなさい、という食事療法は、
経口糖尿病薬のαグルコシダーゼを服用するのとほぼ同じ効果が
期待できるもので、糖質制限食とは意味合いが異なるものですが、
多くの医者がこれを指導しています。

専門的に言うと、グリセミック指数(血糖指数)が低い食材を選んだり、
低くなるように工夫する、ということです。低インスリンダイエット、と呼ばれています。
しかし、この治療は糖尿病を予防することには大いに役立つでしょうが、
糖尿病、とくに中等症以上の糖尿病になってしまってからは、
グリセミック指数に注意すること以上に大事なことがあります。
それが、糖質の量も合わせて産出した指数で、糖質負荷指数(GL)というものです。
例えば、グリセミック指数の低いパスタならば、5人前食べても大丈夫なのか、
ということを考えればお分かりですね。もちろん答えはNoです。

実際には、圧倒的に流通しているのは精製米であるため、
グリセミック指数も高い方であり、これを大盛りで、がつがつと早食いすることが、
いかに危険な行為か、ということに気づいて欲しいのです。
避けるべき身近な食事例は、ラーメンライス、ラーメンチャーハン、大盛りの丼もの、
といったところです。
愛知県名古屋市千種区にある内科で食事療法による高血圧や糖尿病治療ならむらもとクリニックへ

投稿者: むらもとクリニック

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