院長ブログ

2012.06.16更新

あいにくの梅雨の季節、活動が鈍ることなくお過ごしでしょうか。
私見ですが、今年は、大いに意義のある1年になるのでは、と感じていることを報告します。
平成24年5月17日~19日に開催された、日本糖尿病学会において、
「適正な食事中の糖質量は?」というセッションが行われました。

ローカーボダイエット(糖質制限食)は、米国では既に
一つの治療法としての地位を確立していますが、
我が国は現在まで、カロリー制限食が標準治療です。
しかし、日本糖尿病学会もついに、この話題を取り上げざるを得なくなってきた、
つまり、時代が変わる兆し、ということです。

このセッションの結論としては、1日糖質摂取量130g程度を目安とした、
緩やかな糖質制限食を、糖尿病治療の「一つの選択肢」としてよい、とのことでした。
「一つの選択肢」ではなく、「標準治療」として認められるには、
まだ年月を要するかも知れませんが、それでも大きな変化です。

身の回りを見てみますと、平成24年6月14日の朝日新聞朝刊に、
「糖質制限食なら続けられる!」として約半ページが割かれた記事が掲載されていますし、
明日(24年6月17日)夜19時57分からの、TBS系「アカルイ☆ミライ」という番組でも、
糖質制限で簡単に30kg以上も減量した実話が放映されるようです。

これまで、糖質制限食は、本や健康雑誌といった出版業界、それにネット上での
流布が中心でした。しかし、このように新聞やテレビに取り上げられるようになれば、
一般の方により深く浸透してゆくものと思います。
こうした動向を見て、今年はまさに「ローカーボ元年」と感じた訳です。

しかし、感慨にひたっている暇はなく、医療従事者である我々は、
今後、糖質制限食の探求を、より深く進めていかなければならない訳です。
この点で、私が属するローカーボ食研究会は、先進的な役割を担うはず、と信じています。
よい深い探究のためには、より多くの患者さんに、この治療を取り入れたいと考えています。
カロリー制限食に限界を感じている方、糖尿病性腎症がなかなか改善しない方、
高い薬を使わないで、もっとやせたい方に、お勧めです。ぜひ決断を!

愛知県名古屋市千種区にある内科で食事療法による高血圧や糖尿病治療ならむらもとクリニックへ

投稿者: むらもとクリニック

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