院長ブログ

2013.04.16更新

ご無沙汰です。すっかり暖かくなりました。
最近のいいニュースといえば、プロ野球、DeNAベイスターズのラミレス選手の
2000本安打達成がありました。長く日本で活躍し、外国人として初の快挙、
立派なものだと思います。
ベイスターズファンではないとしても、好感の持てる選手です。
今後、日本への帰化を考えているとのことですが、実現しますかどうか。

ちょっと遅れましたが、3月の話題として、世界腎臓デーというのがありました。
今年は3月14日がその日で、この前後に新聞やTVでとりあげられていました。
慢性腎臓病という病名を世間に広く浸透させよう、という活動なのですが、
なにしろ、この病名は、残念ながら一般の方には意味がよくわからない。
従って病名から受けるインパクトがなく、なかなか浸透しにくい印象があります。

しかし、近年の高血圧治療、糖尿病治療は、
慢性腎臓病の診療と大きく関わっています。
腎臓の糸球体の血管は細くてデリケートなので、高血圧や高血糖によって
ダメージを負い、次第に尿にタンパク(アルブミン)が漏れるようになります。
このため日常診療の中で、腎機能を測ることと、
尿タンパクが出るかどうかを測ることはとても重要です。
腎機能は血液検査で血清クレアチニン値を測ることで得られ、
尿タンパクは、簡便な試験紙法、ないし尿タンパク定量を行います。
とくに糖尿病のある方では、尿中の微量アルブミン定量を行います。

これらに異常があるかないかで、脳卒中などの合併症の危険度を知る訳です。
例えば腎機能が正常な人に比して、腎機能が軽度低下した人は
全死亡率が約2.5倍、
腎機能が明らかに低下した人(慢性腎臓病4期以上)では約4.5倍となります。
さらに細かく分けると、尿タンパクが出るか出ないかで、
これらの危険率も左右されます。

これらは患者さんにとってあまり負担の多い検査ではないので、
血圧を測ることや糖尿病の状態を知ることとは別に、定期的に行うべきものです。

なので、今回みなさんにアピールしたいことは、ただ一つ。
それは、高血圧や糖尿病で内科に通院されている患者さんは、
いつでも院内で尿検査ができるように心がけていただきたい
、ということです。
我々医者は、高血圧や糖尿病の状態を診ながら、腎臓の状態も診ているのです。

愛知県名古屋市千種区にある内科で食事療法による高血圧や糖尿病治療なら
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投稿者: むらもとクリニック

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