院長ブログ

2014.11.24更新

すっかり秋です。食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、そしてスポーツの秋。
どんなすごし方が、あなたには合っているでしょうか。
先日、アメリカ人女性の安楽死問題が報道されました。
安楽死が是か非か、わが国では議論は過熱しませんでしたが、
いずれ、真剣に議論される日が来るかもしれません。
しかし、何事にも慎重なお国柄、そう簡単に結論が出ることはないでしょう。

さて今回は、
糖質制限食が必要な患者さんが、実行する際に気をつけることを述べます。
まず、過剰なカロリー制限になってしまうのを避けること。
糖質を、ある日から突然、もし完全に除去して、副食を増やさなかった場合、
1日の摂取総カロリーは、およそ半減します。
すると体重減少効果は、きっと素晴らしいはずです。
それが目的だったなら、うれしいところですが、
体脂肪が燃焼するのと同時に、筋肉もどんどん減少してゆくところが問題です。
結果、筋力低下、体力と気力のダウンにつながります。

ではどうすべきか。
まず、糖質を制限した代わりに、副食をしっかり増やす。
この時、脂質とたんぱく質を、恐れずにしっかり摂取することです。
具体的には、肉、魚、チーズなど乳製品、卵、大豆などを、
調味油も使って調理したものを、何でも摂取すること。
炒め物、揚げ物、何でも結構です。
「脂っこいもの」という言葉がありますが、これは
脂質が悪者であるような、一種の罪悪感を生む言葉。
この言葉を頭から消し去って臨む必要があります。

そうしないと、結局糖質をうまく制限できずに、
目的が何も達成されないことになります。
ごはんを1膳やめたならば、そこで失うカロ\リーは約200~300kcal
それを補う副食を一つ増やせば、
過剰なカロリー制限にならず、体重も筋力も保ちながら持続できる。
もちろん、肥満、高トリグリセライド血症が明らかな方は、
十分なカロリー制限も必要ですので、
具体的な方法は、患者さんの状態に応じてデザインすべきです。
主治医先生としっかりご相談下さい。

次回はタンパク質と運動の関係についての話を予定しています。では

投稿者: むらもとクリニック

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